他愛ない日々に
言葉を添えたかった。

かつて、1日、人と話せない日が
6か月続いたことがあった。

愛する人に「愛している」といえるだけでも人は幸福なのだ。

気障だと思われようが、
それが真実だ。

日々はいつしか過ぎていく。

だから、
そうした他愛ない日々への
愛情を言葉で表現したかった。

それが恋歌だと思う。

妻に、子どもたちに、
かつて愛した人に、
幼なじみに、
本当はもっと親しくなれたはずなのに
なぜか、そうはなれなかった人たちに・・

愛していると、と。
どれほどの言葉を駆使しようとも
伝えたいことはそれだけだ。

他愛ない日々に
香りのある言葉を添えよう。
愛する人に
恋歌を贈ろう。

紅茶にシナモンの甘い香りを添えるように。

 

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