生徒の出欠をごまかすことに力を貸すことにしたA君。
しかし、そもそもA君自身、何もそういうことをしなくてもよかった。
なぜなら、出欠をごまかす必要があるのは生徒の方であり、
生徒の生活給付金(月額約10万円)の受給に必要となる
出席率8割以上の要件を満たすためだったからだ。

教室運営者には生徒の出欠の状況にかかわらず
生徒一人当たり6万円の運営費が国から支払われるからだ。
つまり、A君自身は何も生徒の出欠をごまかす必要はなかった。

しかし、結局、A君は生徒の出欠をごまかすことに力を貸すことになり、
かつ、A君は完ぺきな書類のごまかしに注力してしまった。

ここがAくんの間違いの始まりなのだが、
そもそもここで、普通に出欠をとっていても
A君自身には何にも困ることはないのだが・・・・。
このことが後に大きなしっぺ返しとなって
A君の身に降りかかることになる。

国に提出書類は
生徒の出欠表の押印、
講師の日報、
生徒の受講感想
それらに整合性がなければならない。
A君はその整合性をつけるよう
徹底して、生徒にアドバイスした。

A君、余計な作業まで引き受ける羽目になった。
普通に授業さえやっていればいいものを
すべての書類の整合性をまとめるのは
簡単ではない。

しかも、理解度の違いのある
まばらな出欠の生徒に
統一した授業をするのは至難の業である。

ここまで余計な負担をかけてまで
やる必要もないだろうに、
A君、生活給付金をもらえなくなるだろう生徒が不憫に思えたのだ。
A君、生徒たちに
書類のごまかしの指導までしてしまった。
つまり、書類のごまかしは
A君主導で組織的に行われたのだ。

しかし、A君には犯罪の意識は薄かった。
「生徒の生活給付金のため」と思っていたからだ。
この時点でA君のモラル意識は欠如していた。

To be continued・・・・・

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