カテゴリー: 未分類

  • 朝焼けが消える前に

    【大人の恋歌】
    ~朝焼けが消える前に~

    窓開けて
    風に吹かれる 乱れ髪
    朝焼け色に ふたりつつまれ

  • 秋の空

    ~秋の空~

    見上げれば

     秋色染まる 空のスクリーン
    映し出される 時のうつろひ

    秋ほど、時の移ろいを
    感じさせる季節はないと思う。
    紅く染まる樹木。
    オレンジとブルーの

    見事な空のグラデーション。

    そうした繊細な色合いの変化は
    時のうつろいを

    映し出しているようにもみえる。

    だからこそ、
    人は晩秋にこれまでの自分を、
    そして、自分が歩んだ時の移り変わりを
    見つめなおすのだろう。

  • 「乱れ髪」より②

    【大人の恋歌】
    ~「乱れ髪」より②~


    人の子の 恋をもとむる 唇に
     毒ある蜜を われぬらむ願い
    (与謝野晶子)



  • 「夏の森」より①

    君はどこにいる?
    この空の下のどこかにいるのかな

    ラジオの電波みたいに
    見えないエネルギーが
    飛び交っている

    僕が思っていることも
    どこかに飛んでいくだろうか


    空に吸い込まれて
    薄れて消える

    あるいは
    いつか出会う君のもとへ

    こんな夕暮れ時
    フイにあたたかく強い気持ちになったとしたら
    それは僕の思いが君に届いた証拠

    ~「夏の森」(銀色夏生)より①~

  • メモランダム

    【大人の恋歌】
    ~メモランダム~

    記憶の数珠がほどけたら
    きらめくほどに 君の想い出 メモランダム

  • 「古今和歌集」より②

    思いつつ 寝れや人の 見えつらむ
      夢と知りせば さめざらましを
    (小野小町)

    小野小町の代表作!
    時代を超えて胸にしみいる恋歌。




  • 歌集「たとへば君」より③

    【大人の恋歌】
    ~歌集「たとへば君」より③~

    1日に 何度も笑う
      笑ひ声と 笑ひ顔を 君に残すため
    (河野裕子)



  • 山本五十六

    【大人の恋歌】
    ~山本五十六~

    うつし絵に 口づけをしつつ幾たびか
        千代子と呼びて けふも暮しつ

    山本五十六が愛した女性、河合千代子さんへあてた恋歌。
    戦争中、提督は千代子さんへこまめにラブレターを送っていたらしい。
    大人の男のダンディズムを感じさせる。



  • 「永遠でないほうの火」より①

    【大人の恋歌】
    ~「永遠でないほうの火」より①~

    ぼくを呼んでごらんよ花の、
    灯のもとに尊くてもかならず逢いに行くさ
    (井上法子)



  • 歌集「たとへば君」より②

    【大人の恋歌】
    ~歌集「たとへば君」より②~


    あの時の 壊れたわたしを 抱きしめて
      あなたは泣いた 泣くよりなくて
    (河野裕子)