自分の心に問いかけてみる。
外界との接触を断って、心のうちの奥深くまで暗い中を潜っていく。
深く、心のひだの中を奥深く。
誰の生命も生まれてきた意味があり、価値があると考える。
答えはあなたの心の中にある。
「人生に問いかけてはならない。問いかけているのは人生であり、答えるのはあなただ」
アウシュビッツから生還した精神科医ヴィクトール・フランクルの言葉だ。
これまでの人生の軌跡は、
あなたに生きる意味を問いかけている。
「自分の生きる意味は?生きる価値は?」
だれもがひとりになったとき、ふっと頭をよぎる問い。
「全にして一、一にして全」
聖書に書かれている神の存在だ。
これを生命と置き換えても通じるように思う。
それぞれの存在は個別でありながら、
全体としてつながっている。
このような考えはあらゆる宗教で説かれている。
自分が生きている意味を
自分の生きる価値をもう一度みつめること。
それこそが人が本当に生きていくうえでの
人生を再出発するうえでの出発点だと思う。