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  • 「古今和歌集」より①

    君がため 春の野に出でて 若菜摘む
      わが衣手(ころもて)に 雪は降りつつ(光孝天皇)

    この歌は古今和歌集の中でも春歌に属してます。
    とはいえ、恋歌といってもいいような歌。
    百人一首にもある歌で、百人一首の中でも
    この歌が好きな人も多い。
    光孝天皇は源氏物語の
    光源氏のモデルとなったともいわれる人らしい。
    時の帝からこのような歌を贈られた女性は幸せだろう。

    大人の男のダンディズムを感じさせる歌。


  • 歌集「たとへば君」より①

    【大人の恋歌】
    ~歌集「たとへば君」より①~
    たとへば君 ガサッと落ち葉すくふやうに
      私をさらつて行ってはくれぬか (河野裕子)

    「たとへば君」は河野裕子さんと永田和宏さんとが出会ってから、結婚し、

    河野さんが乳がんで逝去するまでの40年間にわたる恋歌をまとめた歌集。
    31文字の中に込められた相手への想いが
    優しく、切なく、きらめくように輝く。
    40年間、愛する人へ紡ぎ続けた愛の言葉の織物。
    その繊細で柔らかな、
    それでいて鮮烈なこの歌集は感動的であり、
    読む人の胸を打つ。

  • 時の恋歌

    【時の恋歌】

    君との出会い 時の遠近法をも くるわせて
    今でも あのころのままに

    どれほどの時を経ようと
    どれほどの年月を積み重ねようとも
    君は僕の中では変わらない
    いつまでも

    やさしくて、かわいいまま・・・
    あのころのままに。






  • 夜の海

    【大人の恋歌~夜の海~】

    月明かり 誘われ秋の 夜の海
      時の波間に ロマンスひとひら


  • 幼なじみ

    【大人の恋歌~幼なじみ~】

    ともだちだから 幼なじみの 一言が
       いつも心で リフレイン

    もう何年もあっていない。
    というか、会えない。
    小学生の英語塾で一緒のころからの幼なじみ、Yちゃん。
    最後のひとことが「ともだちだから」
    どうしているんだろう・・・。

  • 誕生日

    【大人の恋歌~誕生日~】

    君がため 神が羽織りし 年月の十二単
    重なる色あい 彩り続けて


    今日、君はまたひとつ年を重ねる。
    ひとつひとつの年月は、君自身を、

    君の人生を彩っていくだろう。
    まるで、鮮やかな衣を重ね着るように。
    そして、そうした君のことを
    僕はいつまでも愛おしく思うだろう。

     

  • 風の恋歌

    【風の恋歌】

    知らぬ間に 君のもとで 咲く花は
      風が運んだ シルフィードの贈り物

    シルフィードは風の妖精。
    妖精にはもともと魂がなくて
    人間を愛することで魂をもつらしい・・
    もし知らない間に
    君のもとに咲いた花があるならば
    それはシルフィードの贈り物なんだと思う。
    君はたぶん、
    妖精からも愛されてるんだよ。

  • 月明かり

    【大人の恋歌】

    君は太陽というより、
    やっぱり、月なんだと思う。
    いつだって、闇夜を照らしてくれるから・・・


  • 変わらないかわいさ

    【大人の恋歌】

    どれほど時を経ようとも
    君は変わらない。
    君の可愛らしさは
    その心にあるのだから。

     

     

  • 心地よい沈黙

    【大人の恋歌】
    二人だけの時間。
    言葉のない会話。
    心地よい沈黙。