タグ: これから「正義」の話をしよう

  • これから「正義」の話をしよう

    【これから「正義」の話をしよう(マイケルサンデル)】

    これはテレビでも放映されたハーバード大学での哲学講義の内容を本にまとめたもの。
    テレビでの放映は視聴していたので大体の内容は知ってますが、改めて本で読むとやっぱり面白い。

    哲学の面白さとは何か。
    世界の見方、解釈の仕方を少し変えてみる、ということではないでしょうか。

    その時、世界は新たな様相を呈します。

    哲学とは私たちが世界をとらえ、解釈していく際のアルゴリズムのようなものでしょう。
    アルゴリズムを変更すると、世界の見方、解釈は変わっていきます。
    何の変哲もない日常が、哲学というアルゴリズムの変化によって、まったく違ったものにもみえてくるのです。
    哲学の面白さとはそういったところにあるのでしょう。

    ハーバード大学の哲学教授、マイケル・サンデル教授は「正義」について様々なケースを検証することで、私たちが「当然」と考えている「正義」観の前提にあるものを覆していき、別の見方を提示します。

    思考すること自体の面白さ。
    哲学とは思考の自由を与えてくれるものであり、
    そして自由な思考こそが本当の自由なんだな、と感じさせてくれる本です。