カテゴリー: 犯罪を考える

  • 社会の負の側面を考える①

    川崎市で起きた児童殺傷事件。
    容疑者は自死したのだから、動機は不明である。
    つくづく自分も「死ぬんだら一人で死ねばいいのに」
    と思ったが、そう思うこと自体がよくないらしい。

    実は様々な要因で
    社会の中で生きづらさを感じている人も多く、
    どこかでその不満が社会への攻撃となって顕在化するとき
    狂気とも思える事件につながるのだろう。

    そういえば門司駅放火事件の犯人でもあるFさんのドキュメンタリー番組が民放で放映されていたのを視聴したことがある。
    Fさんは放火事件を11件も起こしており、
    よって常習犯でもあるのだが、
    実はFさん、幼少期に父親から虐待を受けており
    腹部にやけどの跡があった。
    門司港放火事件の当日、
    実はFさん、生活保護の申請を市役所にもっていったものの
    受理されず、途方に暮れて、放火にいたったらしい。

    そのことを知った牧師さんが
    その後Fさんの身元引受人になり、
    現在は幸せに暮らしているそうだ。

    狂気とも思える事件にも
    そこにいたるまでには様々な要因が絡んでおり、
    結果に対しては断罪されなければならないものの、
    その経緯をしることが再発防止につながることも
    また真理であろう。

    社会の負の側面から照射される
    私たちの社会システム。
    そこに脆弱さが潜んでいるとしたら。
    少し考えてみてもいいのではないか。