歩き方を考える

昨日、数人で波佐見から飯塚まで。
途中、高速の金立SAで休憩。
そこで、運転手を務めていた50代後半の男性が歩いている姿を見て
70代の経営者が
「あいも、とぼとぼ歩くようになったなあ」とつぶやいた。

その男性、少しメタボ気味。
たぶん、筋力が弱っている。
贅肉が増え、筋肉が落ちていく。
中高年にありがちな傾向である。

脚力も同様に弱っているだろう。
すると、歩幅が小さくなって「トボトボ」歩くようにみえるのである。
そのうえ、背筋もよわると、前かがみで「トボトボ」歩くようになってくる。
そうなると老けて見えるのである。

さて、これが、二本の線上を歩くイメージで歩くと
なにやら「堂々とした」「威厳のある」歩き方になる。

一本の線上を少し内またで歩幅を小さくして歩くと
ちょうど、和服を着た女性の歩き方になる。

同様に一本の線上を上体を揺らしながら歩くと「ちゃらい」印象になる。

一番きれいな歩き方は一本の線上をがに股にならないくらいに少し足の向きを外に向けて背筋をまっすぐにして歩くこと。

きれいに歩くためには、地面をきちんと蹴り上げる脚力と、歩いても背筋をまっすぐ伸ばせる背筋力が必要。

歩き方ひとつみてもその人の筋力や人柄がみえてくるのである。