【大人の恋歌】
かみしめた 涙のしづくで 咲いた花
折れることなく 枯れることなく
もし君が悲しみに出会って
涙を流すようなことがあっても
その涙で咲いた花があるのなら
それはいつまでも折れることもなく、
枯れることもないと思う。
そしてそれは何よりも美しいと思う。

【大人の恋歌】
かみしめた 涙のしづくで 咲いた花
折れることなく 枯れることなく
もし君が悲しみに出会って
涙を流すようなことがあっても
その涙で咲いた花があるのなら
それはいつまでも折れることもなく、
枯れることもないと思う。
そしてそれは何よりも美しいと思う。

恋歌を書いてみたかった。
「古今和歌集」以降、
歌の王道は恋歌だ。
かつて、男は愛する女性へ
和紙に恋歌をしたため、
歌を贈った。
そして女性は男からの恋歌に
返歌を贈りかえした。
五・七・五・七・七という
短い文の中に込められた愛する人への想い。
言葉を選び、自らの想いをそこに凝縮していく。
五・七・五・七・七というわずか31文字の中に。
凝縮されているがゆえに
言葉は結晶となる。
そしてその結晶に芳醇なまでの愛情が満ち溢れている。
だからこそ、言葉が輝く。
艶っぽく、
輝くほどに。
恋歌が美しいのは、
それが愛情に満ちた言葉の結晶だからだ。
大人だからこそかける恋歌。
大人の恋歌。
艶やかに
それでもピュアに。
