君がため 春の野に出でて 若菜摘む
  わが衣手(ころもて)に 雪は降りつつ(光孝天皇)

この歌は古今和歌集の中でも春歌に属してます。
とはいえ、恋歌といってもいいような歌。
百人一首にもある歌で、百人一首の中でも
この歌が好きな人も多い。
光孝天皇は源氏物語の
光源氏のモデルとなったともいわれる人らしい。
時の帝からこのような歌を贈られた女性は幸せだろう。

大人の男のダンディズムを感じさせる歌。


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