DNA、それは遺伝情報の継承と発現を担う「デオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid)」のことを指します。
しかし、私自身はDNAのことを人間本来に埋め込まれている知恵、
「Divine Natural Awareness (聖なる自然の知恵)」ではないか、と考えています。
遺伝子情報としてのDNAとは
すなわち、「Divine Natural Awareness (聖なる自然の知恵)」でもあるのではないかと・・・
永遠の生命と輪廻転生を信じている私にとっては
人は生まれながらにして、
本来、生きていくに必要な知恵を有していると考えています。
人はおそらく深く自分の心のうちに深耕していくことで
実は自身のうちにある知恵に気づくのではないか、と思うのです。
これは私自身の経験にもよっています。
私は5年前、6か月間誰とも話すことができず
孤独のうちにありましたが、
この間、深く自分自身と対話することで
自分のことを理解でき、その後何をすべきか
はっきりと見えてきたからです。
このことが今の自分の基盤となっています。
現実の生活では様々な悩みも多いのですが
ことの本質は
「自分は何か」「何をやるべきか」
このことのもっともコアとなる自分に出会うことで
多くの問題も解決されていくものと確信しています。
さて、こうした考えをもつことで
不思議なことに
やはりそうした考えを進化させていく書物に
出会うことも多くなりました。
ひとつは河合隼雄氏の「ユング心理学」
また、禅の思想、特に
河合隼雄氏も深く論及している「牧牛図」の解釈は
いまの私の死生観と一致しています。
そしてまた、
量子物理学における様々な現象、
特に「量子もつれ」の現象は
(対になる量子はどれほどの距離が離れていても同じ動きをする現象)
ユングのいうシンクロニシティ(共時性)と一致し、
神の存在を信じる私にとって
物理学においても神の遍在を感じさせる証左でもあります。
私たちのうちにある
「DNA=Divine Natural Awareness (聖なる自然の知恵)」に触れることこそ
多くの問題の解決にいたる起点であると確信しています。