物質は何からできているか。
普通に考えると分子から、
分子は原子からできており、
原子は量子からできている。

さて、その量子はまた何からできているか、
ということをつきつめると、
それは点のようなものではなく、
弦のような振動するひものようなものでできている、
というのが最新の「超ひも理論」である。

量子物理学においては
宇宙はエネルギーから成り立っており、
それが異なるスピードで振動している微小な「超ひも」として現れていると考えられている。
その振動の多様性によって
物質の多様性が生み出される、というわけである。

「超ひも」の振動速度と振動パターンによって
物質が生まれるということであれば
当然のことながら私たちの思考もまた波動であり、
すなわち、私たちの思念そのものも
特定の物理現象を生み出している、ともいえるのである。

スピリチュアルな世界で
よくいわれる「波動やエネルギーが周囲に影響を与える」というのは
事実、量子物理学の分野ではあり得るのである。

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