もう、両親が他界して2年になる。
父が他界した翌年、後を追うようにして母が亡くなった。
そういうこともあり、
自身の死についても考えるようになった。
私自身の「死生観」は
「死」は「生の終わり」ではなく、
「新たな生への入り口」というイメージである。
それは仏教観に基づいたものだろう。

死生観をもつことは必然的に
宗教的視座をもつことになる。
宗教的思考とでも換言できよう。

死を考えることによって
現在の生がより一層際立ってくる。
お盆のこの時期、
少し、死生観を考えてもいいかもしれない。

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