奄美に行くと強烈なノスタルジーにおそわれる。
魂の故郷といってもいいような懐かしさを感じるのだ。
ずっと前から、
いつか奄美に行くだろうと予感していたが、
奄美に来てみて、
自分はかつて奄美に住んでいたのだという
確信にみちた印象を得た。
奄美に来た、というより
奄美に戻ってきた、という感覚が強い。
また、大島紬や泥染めの服を試着してみて
さらに自分の前世がわかったように感じた。
やたら大島紬や泥染めの服が似合うのだ。
しかも女性ものの服が・・・
昔から人から
女性的な資質を指摘されてきた。
某所では30代の若者から
「田中さんは小学生の女の子みたいだ」と
いわれたこともあり、
妻からは
「タクはお姉系だよね」などといわれたこともある。
自分のインスタグラムの画像を見て
「20代か30代の女性かと思った」とも
いわれたこともある。
といっても同性愛者ではなく
恋愛対象はあくまで女性ではあるんだが・・・
感性が男性のそれではなく
女性の感性なのである。
おそらく、前世は
奄美の少女だったと思う。
それもクリスチャン。
だから奄美の教会に行くと
これもまた妙にしっくりくるのだ。
なにか男性からの抑圧で夭折したのだろう。
そして今世では
女性ではなく、男性として生まれてきた、
しかも少女のころの感覚をそのままもちあわせたままで・・・
だからどこか大人になりきれず、
また妙にハンドメイドの女性ものアクセサリーに興味が惹かれてしまうのだ
という前世のストーリーが自分の中ではぴったりくる。
これまでの自分のなかの疑問が
すべて氷解したといってもいい。
これでからも奄美に行く機会は増えるだろう。
いや、奄美に行くというより
奄美に戻っているのだ。
魂の故郷に・・・