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  • 2点を結ぶ距離

    2つの点を結ぶ最短距離、それは直線だ。
    でも障害にぶつかり直進できないときは
    どうしたらいいのだろう。

    川は流れがよどむと進路を変え、
    蛇行して流れ始める。

    鳥にとってはただの曲線でも、
    それは河口に達する最も効果的なルートだ。

    どんなに回り道をしたとしても
    自然は知っている。
    道は必ずあるということを。

    出会うべき2つの点が
    直線でつながらなくても
    宇宙は別の道を探し出す。
    出会うべき2つの点を
    宇宙は必ず引き合わせる。

    望みはないように見えても
    絆はつながっている。
    人はその絆を糧に
    過酷な毎日を生き抜いていく。

    宇宙を超え、時を越え、
    予想外の進路をたどり道は生まれる。

    問題は、
    人間がその変化に耐えることができるかどうか。
    時として道は
    まったく別の方向に進んでいくからだ。

  • 渦からの脱出

    1992年、中国からアメリカに向けて
    太平洋を航行中の船が
    あるコンテナを海に落としてしまった。
    中身は2万9000個のゴム製のアヒルで
    10か月後最初の一団がアラスカの海岸に流れ着いた。

    それ以来、アヒルたちは世界各地で発見された。
    ハワイ、南アメリカ、オーストラリア
    そして、北極の氷の海。

    しかし、そのなかの2000個は
    北太平洋還流にのみこまれた。
    それは、日本、アラスカ、太平洋岸北西、
    アリューシャン列島をめぐる海流の渦だった。

    一度、渦にはまると抜け出すことは困難で
    ずっと、同じ流れの中を回り続けるしかない。

    でも例外はある。

    気候の変動や海上の嵐、
    鯨の群れなどに出会うと
    進路は変わり得る。

    迷子になって20年以上たった今でも
    アヒルたちは世界中の海岸に漂着し、
    渦のなかの数は減り続けている。

    脱出は決して不可能ではない。

    渦にとらわれて何年経とうと、
    陸を目指すことは可能なのだ。

  • 北極星ポラリス

    【北極星ポラリス】

    赤緯89度15分0.8秒。
    現在の北極星ポラリスの位置だ。
    空には多くの星が輝いているが、
    なかでもポラリスは道しるべとなる星だ。

    北半球のどこにいても
    人はポラリスを見れば自分の位置がわかる。
    道に迷うことはない。

    でも、選択を迫られたとき、
    壁にぶつかったとき、
    心が迷う時がある。

    人の心の中では
    何が道しるべとなるのだろう。

    暗闇でさまよい、


    行き先がわからなくなったとき、
    人を導くことは何だろう。

    それは、きっと人生の中で出会う人々だ。
    ポラリスと違って
    人がもたらす光は決して曇ることはない。

  • 天球の音楽

    【天球の音楽】
    半音階は12の音で構成されていて、
    音の長さや並べ方によって、
    無限の音楽がつむぎだされる。
    協和音と不協和音。
    すべては、音同士の数学的比率で表現されている。

    地球もまた自転しながら、独自の音を発している。
    その周波数は7.83ヘルツで時には少し変化するという
    音が発せられる原因は謎だが、
    一説では、太陽フレアの影響とも
    大気中の電気の乱れとも言われている。

    でも本当の理由はもっと単純なことかもしれない。
    70億人が発する音に
    地球は呼応しているだけなのかも。

    それぞれのハーモニーで人は音楽を奏でる。
    誰とも違う自分だけのメロディーを、
    人はみんな持っているのだろう。

    それらがハーモニーを奏でるとき
    天球の音楽は聴こえてくるのだ。

     

  • 大人の恋歌~痛み~

    【大人の恋歌】
    愛が痛みを伴うのなら
      痛みに涙を流しても
    それは、きっと、これからも、
      君が人を愛せる証しなんだろう。
    *「愛は痛みを伴うもの」(マザーテレサ)

    写真の花は「ホワイトカーネーション」
    花言葉は「あなたの愛は生きています」

  • 大人の恋歌:手を握る

    【大人の恋歌】

    白磁より
      あたたかくて
       なめらかな
     君の手を ふとにぎる

  • 「組長の娘」(広末登著)

    「組長の娘」
    この題名を見ただけで「週刊実話」の世界のような
    何やらアンダーグランド的ノンフィクションものの匂いが漂う。
    本書の構成は大きく二部に分かれている。
    前半は大阪の侠客の家に生まれた中川茂代の人生と彼女の暴力団組員の社会復帰に向けた支援活動の内容。
    後半は中川茂代の活動における元暴力団組員や元受刑者の社会復帰に向けた支援活動の意義についての考察。

    元受刑者の社会復帰の支援活動については
    法務省も推進しており、
    元受刑者を積極的に雇用する制度
    「協力雇用主制度」があるものの
    その雇用率は2015年のデータでは
    3.5%といたって低い。
    実質的にほとんど機能していない。

    広末氏は中川茂代氏の活動を通して
    インフォーマルな支援活動の必要性を訴える。
    彼女の活動の根底にあるものは
    元受刑者が社会復帰するまでの
    「痛み」を共感していることだ。

    マザーテレサは
    「愛することとは、
    いつでも痛みを伴うところまでいくのです」
    といった。

    人を支援していく、というのは
    この「痛み」を共感できるところから始まるのだろう。

  • 大人の恋歌~God bless you always in all ways~

    【大人の恋歌】
    ~God bless you always in all ways~

    運命につまづいても
     戻りたくて、戻れなくても
    大丈夫
    神さまはいつだって君の傍にいるさ

    写真の花は「サンダーソニア」
    花言葉は「祈り」

  • 夏の恋歌~紫陽花~

    【夏の恋歌】
    ~あじさい~
    朝露に
     
     濡れる紫陽花 あい色染めて

    「あい色」は「藍」と「愛」をかけてみました。

     

     
     
  • 夏の恋歌~蛍火~

    【夏の恋歌】
    ~蛍火~

    青引きて
    飛び交う蛍火 消えゆくも
    ほのかな恋火は 消えることなく