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生命について考えてみる~全にして一、一にして全~
先日、「佐賀いのちを大切にする会」の会議に参加させていただきました。
11月に開催する講演会についての打ち合わせ。
最近、生命について考えることがしばしばあり、
宗教的な思索にふけってしまいます(笑)。
「全にして一、一にして全」という考えがあります。
聖書では神のことをこのように記しています。
聖書では神のことをこのように記しています。
「我は一にして全、全にして一。始祖にして究極、終わりにして始まりなり。」
この一文を生命にあてはめてみるとひとつのイメージが沸き上がります。
もしかすると、
個々の生命体は水の一滴のようなものであり、
生を終えると、大河の中の水、
すなわち大きな生命体の中にもどる、といったものなのかもということ。
すべての生命は個別でありながらも
実は、大きな生命の一滴であり、
いずれ、その大きな生命体にもどっていくというイメージ。
すべての生命は、
ひとつの大きな生命体の一滴であるとすれば、
他のすべての生命を大切にする、という考えに至ります。
個々の生命体が個別であっても
すべてが「一にして全」であれば、
大きな生命体からすれば、
他の個を傷つけることは
自分自身を傷つけることであり、
よって、すべての生命体を尊重する、という結論にいきつきます。
だから、殺生はするな、ということでしょう。
いまのところ、
自分の生命観は以上のようなものです。