歌集「たとへば君」より①

【大人の恋歌】
~歌集「たとへば君」より①~
たとへば君 ガサッと落ち葉すくふやうに
  私をさらつて行ってはくれぬか (河野裕子)

「たとへば君」は河野裕子さんと永田和宏さんとが出会ってから、結婚し、

河野さんが乳がんで逝去するまでの40年間にわたる恋歌をまとめた歌集。
31文字の中に込められた相手への想いが
優しく、切なく、きらめくように輝く。
40年間、愛する人へ紡ぎ続けた愛の言葉の織物。
その繊細で柔らかな、
それでいて鮮烈なこの歌集は感動的であり、
読む人の胸を打つ。

幼なじみ

【大人の恋歌~幼なじみ~】

ともだちだから 幼なじみの 一言が
   いつも心で リフレイン

もう何年もあっていない。
というか、会えない。
小学生の英語塾で一緒のころからの幼なじみ、Yちゃん。
最後のひとことが「ともだちだから」
どうしているんだろう・・・。

風の恋歌

【風の恋歌】

知らぬ間に 君のもとで 咲く花は
  風が運んだ シルフィードの贈り物

シルフィードは風の妖精。
妖精にはもともと魂がなくて
人間を愛することで魂をもつらしい・・
もし知らない間に
君のもとに咲いた花があるならば
それはシルフィードの贈り物なんだと思う。
君はたぶん、
妖精からも愛されてるんだよ。