フルベッキ写真を再考する①

【フルベッキ写真を再考する①】

フルベッキ写真とはなにか。
明治維新を成し遂げた志士たちが
佐賀で、在米オランダ改革派教会から派遣された
オランダ出身の宣教師グイド・フルベッキと
一緒に撮影したといわれている写真である。

現在、この写真は佐賀藩校、致遠館の学生を
明治元年に撮影したものとされている。

しかし、この写真を早くから紹介していた
佐賀大学の名誉教授だった杉谷昭氏は
この写真を慶応元年に撮影されたものであり、
まさしくこの写真右にある
志士たちの写真であると主張していた。

慶応元年に明治維新を
成し遂げた志士たち
(西郷隆盛、坂本竜馬、伊東博文、大隈重信、勝海舟など)が一堂に会した写真であると。

しかも、そこには明治天皇もいるというのである。

その真相について、
様々な論争が巻き起こされてきたが、
明治維新の目的の一つが
天皇の系譜を北朝から南朝に変える
ということであれば、
この写真が慶応元年に撮影されたと考える方が、
その後の展開はすんなりと理解できるのである。

その理由についてはのちほど。

悲しみが神の眼目であるなら・・

およそ多くの宗教的解釈では
人間にとっての悲劇は神の計画の眼目であるらしい。

悲劇や悲しみは美徳の鉱脈に通じる洞穴であり、
暗闇とは救済という光の世界にたどり着くまでの坑道であると。

しかし、悲しみにうちひしがれていたとしても
人はその暗い坑道を
孤独のうちに歩み続けなければならない。

そのとき、何が支えになるというのだろう。
何が暗闇を照らすのだろう。

愛と光の光度。
それだけが暗闇を照らす灯だ。

そして、人の本当の強さとは
その光度を絶やさぬことだ。

写真の花は「胡蝶蘭」
花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」

生き抜く知恵

熱帯雨林には300万種の生物がいる。
そのなかのひとつが地中に住むヒアリだ。

ヒアリは洪水のたびに命を脅かされる。
小さな生命に、自然は容赦なく脅威を見せつけるのだ。
生き残るためにはその試練に打ち勝つしかない。

ヒアリは洪水が来ると身を寄せ合い、
水が引くまでいかだのように漂う。
時には数か月も。

生き残る知恵をもたらしたのは
本能か、それとも試行錯誤の結果か。

もしかすると、ヒアリの場合、
波にさらわれた1匹が溺れまいとして
仲間にしがみついたのが始まりなのかもしれない。

どうすべきか知っていても
言葉にはできないとき、
人間ならどうするのだろう。

人間は最強の生物ではない。
一番素早くも賢くもない。
ただ助け合う能力なら
どんな生物にも負けないだろう。

人は協力し合い、
お互いに認め合い、
相手を思いやる。

そうすることで
強くなり、素早くもなり、
賢くもなる。

そして力を得て、
生き抜いていく。

洪水に襲われ、
生きる知恵を得たヒアリのように。

 

写真の花は「ランタナ」
花言葉は「協力」