カテゴリー: モノローグ
日常の中でふと感じることを綴ってみました。
境界を越えて・・
小さなアメーバから
巨大な銀河まで、
すべてのものに輪郭がある。
他者との境界だ。
それは僕と君とを区別する。
なかにいれば安全だが、
境界線の近くは不安定で危険だ。
前線がぶつかると、
エネルギーが発生し、衝突が起こる。
それでも境界の近くでこそ大きな発見がある。
アイデアが交わり、
知識を得、世界が広がる。
僕は僕だ。
でも境界を広げない限り、
君に近づくことはできない。
境界線を越えてまだ見ぬ地へ、
僕らは向かう。
それはこころの極限、そして魂の淵。
運よく生還できたものは
誰かと運命をともにする意味を知る。
外へ向かう旅も、内なる旅も、
旅はみんな同じだ。
愛する人と未知の体験をし、
それを分かち合う。
たとえどんなに短い旅であったとしても
その濃密な時間は
人と人とを結びつける。
変化を恐れなければ、
きっと旅は新しい道を示してくれるのだ。
*写真の花は「ベラドンナ」
花言葉「壮大な心」
WEB解析士:田中卓哉
悲しみが神の眼目であるなら・・
生き抜く知恵
熱帯雨林には300万種の生物がいる。
そのなかのひとつが地中に住むヒアリだ。
ヒアリは洪水のたびに命を脅かされる。
小さな生命に、自然は容赦なく脅威を見せつけるのだ。
生き残るためにはその試練に打ち勝つしかない。
ヒアリは洪水が来ると身を寄せ合い、
水が引くまでいかだのように漂う。
時には数か月も。
生き残る知恵をもたらしたのは
本能か、それとも試行錯誤の結果か。
もしかすると、ヒアリの場合、
波にさらわれた1匹が溺れまいとして
仲間にしがみついたのが始まりなのかもしれない。
どうすべきか知っていても
言葉にはできないとき、
人間ならどうするのだろう。
人間は最強の生物ではない。
一番素早くも賢くもない。
ただ助け合う能力なら
どんな生物にも負けないだろう。
人は協力し合い、
お互いに認め合い、
相手を思いやる。
そうすることで
強くなり、素早くもなり、
賢くもなる。
そして力を得て、
生き抜いていく。
洪水に襲われ、
生きる知恵を得たヒアリのように。
写真の花は「ランタナ」
花言葉は「協力」



