【老年的超越~幸せな100歳~】

【老年的超越~幸せな100歳~】
 
先日、佐賀市内で天理教東松浦文教の代表を務めている吉田さんから「ためになるよ」と渡されたDVDを視聴しました。
 
吉田さんは佐賀少年刑務所でも少年更生のため、
教誨師を務めておられる篤志家。
 
DVDの内容は昨年10月29日、
NHKで放映された
「NHKスペシャル
あなたもなれる健康長寿徹底解明
100歳の世界」
 
番組の内容は長寿の秘訣を医学的、統計的に検証したものですが、そのなかで特筆すべきなのは
「心のあり方」が長寿につながる、ということです。
「自分の欲望を満足させる」ことは長寿につながらず、
「人のために役だつことで満足感を得る」ることが長寿につながるということです。
 
吉田さんは宗教家であるため、
もちろん言わんとすることは、
ここで立証された長寿の秘訣は
つまり、宗教的見地からしても
また、医学的見地からしても
「人のために何かをすること」で満足感を得ることが長寿につながり、それはすなわち、命を大事にすること、だというわけです。
 
そして、また、この番組で紹介されてある、100歳以上のお年寄りの多くは「多幸感」が強いということです。
 
つまり幸せな100歳、なわけです。
この100歳以上のお年寄りが感じる
「多幸感に包まれた心境」、
それを「老年的超越」というそうです。
 
そしてすでに100歳を超えても現役医者として活動している日野原重明さんは
年齢を重ねることについて、
「アンチエイジング」でもなく
「ウェルエイジング」でもなく
「プロダクティブエイジング」を推奨しています。
つまり創造的加齢、ですね。
 
とてもインスパイアされる番組でした。
 
 

境界を越えて・・

小さなアメーバから
巨大な銀河まで、
すべてのものに輪郭がある。
他者との境界だ。
それは僕と君とを区別する。

なかにいれば安全だが、
境界線の近くは不安定で危険だ。

前線がぶつかると、
エネルギーが発生し、衝突が起こる。
それでも境界の近くでこそ大きな発見がある。
アイデアが交わり、
知識を得、世界が広がる。

僕は僕だ。
でも境界を広げない限り、
君に近づくことはできない。

境界線を越えてまだ見ぬ地へ、
僕らは向かう。

それはこころの極限、そして魂の淵。
運よく生還できたものは
誰かと運命をともにする意味を知る。

外へ向かう旅も、内なる旅も、
旅はみんな同じだ。

愛する人と未知の体験をし、
それを分かち合う。
たとえどんなに短い旅であったとしても
その濃密な時間は
人と人とを結びつける。

変化を恐れなければ、
きっと旅は新しい道を示してくれるのだ。

*写真の花は「ベラドンナ」
 花言葉「壮大な心」

WEB解析士:田中卓哉

悲しみが神の眼目であるなら・・

およそ多くの宗教的解釈では
人間にとっての悲劇は神の計画の眼目であるらしい。

悲劇や悲しみは美徳の鉱脈に通じる洞穴であり、
暗闇とは救済という光の世界にたどり着くまでの坑道であると。

しかし、悲しみにうちひしがれていたとしても
人はその暗い坑道を
孤独のうちに歩み続けなければならない。

そのとき、何が支えになるというのだろう。
何が暗闇を照らすのだろう。

愛と光の光度。
それだけが暗闇を照らす灯だ。

そして、人の本当の強さとは
その光度を絶やさぬことだ。

写真の花は「胡蝶蘭」
花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」

生き抜く知恵

熱帯雨林には300万種の生物がいる。
そのなかのひとつが地中に住むヒアリだ。

ヒアリは洪水のたびに命を脅かされる。
小さな生命に、自然は容赦なく脅威を見せつけるのだ。
生き残るためにはその試練に打ち勝つしかない。

ヒアリは洪水が来ると身を寄せ合い、
水が引くまでいかだのように漂う。
時には数か月も。

生き残る知恵をもたらしたのは
本能か、それとも試行錯誤の結果か。

もしかすると、ヒアリの場合、
波にさらわれた1匹が溺れまいとして
仲間にしがみついたのが始まりなのかもしれない。

どうすべきか知っていても
言葉にはできないとき、
人間ならどうするのだろう。

人間は最強の生物ではない。
一番素早くも賢くもない。
ただ助け合う能力なら
どんな生物にも負けないだろう。

人は協力し合い、
お互いに認め合い、
相手を思いやる。

そうすることで
強くなり、素早くもなり、
賢くもなる。

そして力を得て、
生き抜いていく。

洪水に襲われ、
生きる知恵を得たヒアリのように。

 

写真の花は「ランタナ」
花言葉は「協力」

 

一瞬を生きる

【一瞬を生きる】

物理学者は時間は存在しないという。
時間とは経験を整理したり、
人生を計ったり、確認したり、
記憶したりするために
人間が考えた概念に過ぎないというのだ。

アインシュタインは時間を信じず、
無時間性を唱えた。
過去も現在も未来も
全てが同時に存在すると。

過去に知っていた人も
未来に知り合う人も
今この時、同時に存在していると。

どの瞬間も等しく実在しているとすれば
僕たちの「今」この瞬間、瞬間こそが大切なのだ。