タグ: 大人の恋歌

  • 痕跡

    愛は痕跡を残す

  • 遠い約束

    【大人の恋歌】
    ~遠い約束~

    いつか歩いてきた道。
    置き忘れたままの約束。
    必ず届けよう、君が忘れた約束も。


     

  • 「古今和歌集」より④

    【大人の恋歌】
    いにしえに
    なほ立ち帰る 心かな
    恋しきことに もの忘れせで

    ~紀貫之 「古今和歌集」より~

     

  • 他愛ない日々に恋歌を

    他愛ない日々に
    言葉を添えたかった。

    かつて、1日、人と話せない日が
    6か月続いたことがあった。

    愛する人に「愛している」といえるだけでも人は幸福なのだ。

    気障だと思われようが、
    それが真実だ。

    日々はいつしか過ぎていく。

    だから、
    そうした他愛ない日々への
    愛情を言葉で表現したかった。

    それが恋歌だと思う。

    妻に、子どもたちに、
    かつて愛した人に、
    幼なじみに、
    本当はもっと親しくなれたはずなのに
    なぜか、そうはなれなかった人たちに・・

    愛していると、と。
    どれほどの言葉を駆使しようとも
    伝えたいことはそれだけだ。

    他愛ない日々に
    香りのある言葉を添えよう。
    愛する人に
    恋歌を贈ろう。

    紅茶にシナモンの甘い香りを添えるように。

     

  • 大人の恋歌

    恋歌を書いてみたかった。

    「古今和歌集」以降、
    歌の王道は恋歌だ。

    かつて、男は愛する女性へ
    和紙に恋歌をしたため、
    歌を贈った。

    そして女性は男からの恋歌に
    返歌を贈りかえした。

    五・七・五・七・七という
    短い文の中に込められた愛する人への想い。

    言葉を選び、自らの想いをそこに凝縮していく。
    五・七・五・七・七というわずか31文字の中に。

    凝縮されているがゆえに
    言葉は結晶となる。
    そしてその結晶に芳醇なまでの愛情が満ち溢れている。
    だからこそ、言葉が輝く。

    艶っぽく、
    輝くほどに。

    恋歌が美しいのは、
    それが愛情に満ちた言葉の結晶だからだ。

    大人だからこそかける恋歌。
    大人の恋歌。

    艶やかに
    それでもピュアに。