自分を信じるということ

自分を信じるということ

「自分を信じなさい」
まるでメンターのように人はいう。
でも「自分の何を?」
自分の可能性?
自分の能力?
自分の未来?
自分の人格?
なんだろう・・・・
でも一番信じるのは
あなたがいまここにいて
存在していることの価値だと思う。
人が何と言おうといい。
いま、あなたがどういう状況であろうといい。
ただ、あなたには生まれてきた意味があり、
だからこそ、生きる意義があるのだ。
人がどういおうがどうでもいい。
神はあなたに命を与えた。
だからまっとうしろ。
あなたが生まれてきた意味を
あなたが生きていることの価値を
最後の最後まで体現するのだ。
あなたは生まれてきた意味があり
価値があり
だからこそ
愛し、愛される価値があるのだから。

孤独になるということ

ひとりの時間が好き。
孤独になる。
自分の心の奥底に深く沈みこんでみる。

自分の心に問いかける。
何を感じているのだろう。
何を大切に思っているのだろう。

深いところで自分は答えを出してくれると信じる。

いつのまにかできた幾千もの心のひだ。
それを分け入りながら
真実の言葉を探り出す。

そして、それがいつか人とつながる水道脈だと信じる。
それが人と深いところで理解しあえる何かだと信じている。



自らの心のうちに問いかける

自分の心に問いかけてみる。
外界との接触を断って、心のうちの奥深くまで暗い中を潜っていく。
深く、心のひだの中を奥深く。
誰の生命も生まれてきた意味があり、価値があると考える。

答えはあなたの心の中にある。
「人生に問いかけてはならない。問いかけているのは人生であり、答えるのはあなただ」
アウシュビッツから生還した精神科医ヴィクトール・フランクルの言葉だ。

これまでの人生の軌跡は、
あなたに生きる意味を問いかけている。
「自分の生きる意味は?生きる価値は?」

だれもがひとりになったとき、ふっと頭をよぎる問い。

「全にして一、一にして全」
聖書に書かれている神の存在だ。
これを生命と置き換えても通じるように思う。

それぞれの存在は個別でありながら、
全体としてつながっている。
このような考えはあらゆる宗教で説かれている。

自分が生きている意味を
自分の生きる価値をもう一度みつめること。

それこそが人が本当に生きていくうえでの
人生を再出発するうえでの出発点だと思う。