ワールドカップサッカーの
日本ポーランド戦について
以前FB上で
「逃げるは恥だが役に立つ」とコメントした。
つまるところこういうことだろう。
ただ、ポーランド戦における日本の戦い方に不満をもつのもわかるが、果たしてそういう視点だけでいいのか?
あるいは勝ち抜くのが得か、
それとも戦う姿勢を貫くのがフェアか、
という視点のみでいいのか?
セネガルと勝ち点、得失点差での差はなく、つまるところ、警告数で日本が少ないことによって、日本が予選を突破したということは、つまり、日本が予選リーグでセネガルよりもフェアプレーで戦ってきたということである。
事実、予選リーグHグループでは日本が最も警告数が少ないのだ。
すなわち、Hグループ内で最もフェアプレーな「戦い方」をしたのは日本なのである。
このことを考えると、
ワールドカップの予選リーグを突破するためには
日本のようにフェアプレーに徹した「戦い方」をした方が有利である、
ということに気づいた指揮官もいたはずだ。
日本の予選突破は
つまりフェアプレーに徹した日本の「戦い方」が評価された結果なのである。
予選リーグを通して
日本がフェアな「戦い方」をしてきたことについて
ポーランド戦での「戦い方」のみを批判することは
あまりにも表面的すぎる。
私たちはそうした「戦い方」への批判ではなく、
日本チームが予選リーグを通して
フェアプレーで戦ってきたことを誇りにすべきだ。